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アコムで借りたお金の返済がきつい

アコムで借りたお金の返済で悩んでいる方に向けて、返済を滞納するとどうなるのかや返済できないときの対処法を解説します。借金問題は早めの行動が解決のカギを握っているため、何をすべきか知るところから始めてみましょう。

アコムの返済を滞納するとどうなる?

遅延損害金の発生

アコムで借りたお金を滞納すると、支払期日の翌日から遅延損害金が発生します。アコムの遅延損害金年率は20.00%となっており、出資法で定められた上限にあたる利息です。通常の金利の18.00%よりも高い利息がかけられてしまう上、滞納分を支払うまでは元の利率には戻りません。

遅延損害金は日数に応じて支払うことになり、遅延損害金がいくらになるのかは次の計算方法で割り出せます。

  • 遅延損害金=借金の残高×遅延損害金年率÷365日(うるう年は366日)×返済期日の翌日からの経過日数

当然ながら滞納すればするだけ借金の負担はどんどん大きくなってしまうため、早めの対策が必要です。

電話や書面での督促の連絡がくる

返済が遅れると、アコムから支払いを求める電話がかかってきます。電話で支払日を約束すれば、その日まで電話がかかってくることはありません。ただし、約束期日までに支払いできなかった場合は、繰り返し電話がかかってきます。

電話での約束期日から1~2ヶ月以上滞納する、もしくは電話にでなかった場合は、書面で督促状が届きます。督促状を無視すると内容証明郵便が届き、次に一括請求の通知、最悪のケースだとアコムから訴えられて給料や財産などを差し押さえられかねません。

信用情報機関に事故情報が記録される

借金を長期延滞すると、信用情報機関に金融事故情報として記録されます。信用情報機関とは、ローンやクレジットカードなどの契約内容・利用実績を記録している組織のこと。ローンを組む際は信用情報機関に記録されている情報がチェックされるため、事故情報が記録されていると新規や追加での借り入れができなくなる可能性があります。

また、カードローンだけに限らず、住宅ローンの審査においても信用情報が重視されるため、ライフプランの設計に影響を与えかねません。信用情報機関に記録されるのは2~3ヶ月以上に渡る長期延滞のみですが、記録されると平均で5年は消去されないので注意が必要です。

返済できないときはどうしたらいい?

アコムの窓口に相談する

アコムでは利用者の相談窓口としてアコム総合カードローンデスクが設置されているため、返済が難しいと感じたら電話で相談してみましょう。アコム総合カードローンデスクに相談することで、一時的な返済金額の減額や返済日の変更を行なってくれる可能性があります。

借入状況によっては返済金額の減額を行なえない場合もありますが、そのまま返済を放置していても遅延損害金の発生や事故情報の記録など良くない結果を招くだけです。そのため、返済が難しいと感じた時点で、まずは相談してみるのがおすすめです。

債務整理をする

どうしても返済が難しい場合の解決手段として、債務整理という選択肢もあります。債務整理とは、借金を減額したり支払いに猶予を持たせたりすることで借金問題を解決へと導く法的手続きのこと。債務整理には任意整理・個人再生(民事再生)・自己破産・過払い金請求・特定調停があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

自分に合った債務整理が知りたい場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談してみましょう。無料相談を受け付けているところもあり、苦しい借金問題を解決するためのアドバイスを受けられます。