公開日: |最終更新日時:

ブライダルローンの返済がきつい、払えない

幸せな人生の門出となる結婚式ですが、夢のような結婚式を挙げた後にブライダルローンの返済という現実に悩むカップルは意外と多いもの。

せっかくの新婚生活が返済で苦しむつらい日々にならないよう、返済がきつい・払えないと感じたら早めに対処する必要があります。ここでは、ブライダルローンの返済を滞納し続けるとどうなるのか、知っておきたいリスクや対処法についてまとめました。

ブライダルローンを返済できないとどうなる?

電話や書面で返済を督促される

ブライダルローンを滞納すると、ローン会社から電話または書面で返済を求める連絡がきます。督促が続く日々はかなりのストレスとなり、夫婦仲にも悪影響を及ぼしかねません。

また、払えないからと返済を放置したり督促の連絡を無視したりしてしまうと、裁判を起こされて給料や不動産などを差し押さえられる強制執行の措置が取られる最悪のケースも考えられます。

信用情報に傷がつく

ブライダルローンの返済が遅れると、個人の金融取引を記録する信用情報に滞納した事実が事故情報として残ります。

信用情報に記録されたデータは、クレジットカードやローンを申し込む際に返済能力を判断する材料として照会されるため、住宅ローンや自動車ローンの審査で不利になりかねません。また、教育ローンを組めないことで、子どもの進路に影響を及ぼす可能性も出てきます。

信用情報に事故情報が記録されると5~10年間は消えないからこそ、返済できないと感じたら早めに対処する必要があるのです。

保証人や連帯保証人に迷惑がかかる

保証人や連帯保証人がいる場合は、夫婦間だけの問題ではなくなり、保証人や連帯保証人になってくれた人にも迷惑がかかります。

特に保証人や連帯保証人が身内だと、ブライダルローンを完済できたとしても、今後の親戚付き合いで気まずい思いをする可能性が高くなるので注意しましょう。

どうしても返済できないときの対処法

ローン会社に返済の相談をする

返済が難しいと感じたら、早めにローン会社に相談しましょう。滞納している期間によっては返済の期限を延ばしてもらえるケースが多いため、なるべく早く相談するのが重要です。

遅延損害金が発生する場合があるので、返済の相談をする際にあわせて確認しておくと良いでしょう。

債務整理をする

返済期限を延ばしてもらったり、生活費を節約したりしても返済が難しいときは、借金を減額または免除できる債務整理を検討しましょう。債務整理にはさまざまな方法があり、それぞれでメリット・デメリットが異なるため、借金問題に強い弁護士や司法書士に相談してアドバイスを受けるのがおすすめです。

弁護士事務所や司法書士事務所のなかには無料相談を受け付けているところもあるので、借金問題を解決する1歩として足を運んでみましょう。